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バリュエーター
バリュエーターは、 実数値入力装置と訳されます。 その名の通り、ユーザーが浮動小数点数の値を入力を支援するために利用されます。 Fl_Valuatorクラスをベースクラスとして、様々な形態の派生クラスが提供されています。 ボタンもそうでしたが、このような多様なバリュエーターを提供するのはFLTKの一つの特徴と言えるでしょう。
リファレンスページに各種バリュエーターを実際にプログラムに配置したときのサンプル画像が掲載されています。
普段使いのGUIアプリケーションではあまり見慣れないものもありまが、初めてでも説明なしになんとなく使い方がわかる直感的なデザインになっています。
Fl_Valuator クラス
Fl_Valuatorクラスは抽象クラスではありませんが、コンストラクタがprotectedであるために、ユーザーが直接インスタンスオブジェクトを作成することはできません。 より用途が特化された派生クラスに継承されることで共通の性質を提供するためのベースクラスとして存在しています。