Linuxの場合だけを示しておきます。WindowsやmacOSについては公式のガイドを参照してください。
Linux環境では、choosenimというインストーラーが利用できます。次のコマンドを実行するだけです。
curl https://nim-lang.org/choosenim/init.sh -sSf | sh
2024年3月時点では、最新のNimのバージョンは2.0.2であり、デフォルトでそのバージョンがインストールされます。通常は、それで問題ないでしょう。一応、choosenimは使用するNimのバージョンを切り替えたり、アップデートする機能があることは覚えておいたほうが良いです。
choosenimとNimは、~/.nimble/binというディレクトリにコマンドが配置されます。自動的に環境変数PATHを設定してくれることはないので、~/.profileなど、適切なシェルの初期化ファイルに設定を追加しておきます。
NimはgccかclangのどちらかのCコンパイラを必要とします。もしまだインストールされてなければ、これらはOSのパッケージマネージャーでインストールすることが出来ます。
また、OSのパッケージマネージャーでNimが提供されている場合も多いです。ただし、最新のバージョンであるとは限りませんので、choosenimでインストールするほうがおすすめです。
Nimをインストールしたら、次のコマンドで簡単なチェックをしておきます。
$ nim --version Nim Compiler Version 2.0.2 [Linux: amd64] Compiled at 2023-12-15 Copyright (c) 2006-2023 by Andreas Rumpf git hash: c4c44d10df8a14204a75c34e499def200589cb7c active boot switches: -d:release
期待していたとおりのバージョンが表示されればOKです。