HYPER MIKAN BOX
検索
最近の変更
メディアマネージャー
サイトマップ
文書の表示
以前のリビジョン
バックリンク
ログイン
トレース:
この文書は読取専用です。文書のソースを閲覧することは可能ですが、変更はできません。もし変更したい場合は管理者に連絡してください。
====== Lazarusのインストール ====== [[lazarus:|{{:lazarus:lazarus_logo.png?150|Lazarus Logo}}]] Lazarusは軽量な開発環境ではありません。 Lazarus IDEとFreePascalコンパイラを中心として、様々なコンポーネントライブラリで構成されます。 依存するシステムライブラリも多くあります。 クリーンな環境にインストールするときには1〜2ギガバイトほどの容量が必要になります。 ===== インストール手順 ===== ほとんどのLinuxディストリビューションで一式まとめたパッケージが提供されているので、インストール作業はとても簡単です。 ==== Debian/Ubuntuベースのディストリビューション ==== aptで[[https://packages.ubuntu.com/plucky/lazarus|lazarusパッケージ]]をインストールします。 <cli> $ sudo apt install lazarus </cli> Ubuntu 25.04 (plucky)で提供されているLazarusのバージョンは3.8です。 Debian 12 (bookworm)で提供されているLazarusのバージョンは2.2と古いので、[[https://www.lazarus-ide.org/|Lazarusのホームページ]]からダウンロードしてインストールしたほうが良いかもしれません。 ==== Fedora ==== dnfで[[https://packages.fedoraproject.org/pkgs/lazarus/lazarus/|lazarusパッケージ]]をインストールします。 <cli> $ sudo dnf install lazarus </cli> Fedora 42で提供されているLazarusのバージョンは4.0です。 ==== Arch Linuxベースのディストリビューション ==== pacmanで[[https://archlinux.org/packages/extra/x86_64/lazarus/|lazarusパッケージ]]をインストールします。 <cli> $ sudo pacman -S lazarus </cli> 2025年6月時点で、Arch Linuxで提供されているバージョンは4.0です。 ===== Fcitx5を利用している場合の注意 ===== 日本語入力のためのIMとしてFcitx5を利用している場合、残念ながらLazarus IDEのソースコードエディタで日本語の入力ができません。 それだけならまだしも、システムの状態によっては英数字さえまともに入力できなかったりIDEがクラッシュしてしまう場合があります。 ソースコードエディタでFcitx5による日本語入力をできるようにする方法はまだ見つけていません。 しかし、英数字の入力ならば支障なく行える方法は見つかったので、それを紹介しておきます。 ==== Debian/Ubuntuベースのディストリビューション ==== パッケージ [[https://packages.ubuntu.com/plucky/fcitx5-frontend-gtk2|fcitx5-frontend-gtk2]] がインストールされていることを確認してください。 このパッケージがインストールされていないと文字入力に際して様々な問題が発生します。 もし自発的にインストールしたことがなければ__インストールされていない可能性が高いです__。 次のコマンドでインストールできます。 <cli> $ sudo apt install fcitx5-frontend-gtk2 </cli> ==== Fedora ==== パッケージ [[https://packages.fedoraproject.org/pkgs/fcitx5-gtk/fcitx5-gtk2/|fcitx5-gtk2]] がインストールされている必要があります。 このパッケージは自発的にインストールしていなくても、fcitx5とlazarusの両方がインストールされているならば自動でインストールされている可能性が高いです。 それでももしインストールされていなければ次のコマンドでインストールできます。 <cli> $ sudo dnf install fcitx5-gtk2 </cli>
文書の先頭へ