差分

このページの2つのバージョン間の差分を表示します。

この比較画面へのリンク

両方とも前のリビジョン前のリビジョン
次のリビジョン
前のリビジョン
fltk:helloworld [2025/05/25 07:59] – [Hello World] freemikanfltk:helloworld [2025/06/09 20:19] (現在) – Escape double dash "--" with %% freemikan
行 1: 行 1:
 ====== Hello World ====== ====== Hello World ======
-{{:fltk:fltk_shadow.png?200|FLTK}}+[[fltk:|{{:fltk:fltk_shadow.png?200|}}]]
  
-このページではFLTKを利用した小さなプログラムを作成します。+このページではFLTKを利用した小さなプログラムを作成します。
 C++コードの内容を理解することよりも、ビルド(コンパイルとリンク)のやり方を理解することに重点を置きます。 C++コードの内容を理解することよりも、ビルド(コンパイルとリンク)のやり方を理解することに重点を置きます。
 まずはコマンドラインから手動でGCCのコマンドを実行する方法を紹介します。 まずはコマンドラインから手動でGCCのコマンドを実行する方法を紹介します。
行 8: 行 8:
 ===== 前提 ===== ===== 前提 =====
 [[install|FLTKのインストール]]に従って、FLTK 1.4.3が $HOME/MikanBox 以下にインストールされているものとします。 [[install|FLTKのインストール]]に従って、FLTK 1.4.3が $HOME/MikanBox 以下にインストールされているものとします。
-違う場所にインストールした場合は(そうであっても全く問題ありません、パスをご自身のものに置き換えてください。+違う場所にインストールした場合は((違場所であっても全く問題ありません。))、パスをご自身のものに置き換えてください。
  
  
行 61: 行 61:
 もしそうでなくて意味不明だったとしても、問題ありません。 もしそうでなくて意味不明だったとしても、問題ありません。
 このコードを素材に、FLTKアプリケーションのビルド手順を体験するのが今回の目的です。 このコードを素材に、FLTKアプリケーションのビルド手順を体験するのが今回の目的です。
-コードの意味については今後よく吟味します。+コードの意味については今後よく吟味します。((さしあたってnewによって作成したオブジェクトをdeleteしていないことに疑念を抱かれかるもしれませんが、これが現実で問題になることはありません。FLTKはそのように作られています。))
  
 ===== コンパイル ===== ===== コンパイル =====
行 67: 行 67:
 そのほうが説明しやすいからです。 そのほうが説明しやすいからです。
  
-FLTKには、fltk-configというツール(ユーティリティスクリプト)が付属しています。+FLTKには、fltk-configというツール((シェルスクリプトで書かれたユーティリティです。))が付属しています。
 pkg-configによく似た使い方をします。 pkg-configによく似た使い方をします。
 $HOME/MikanBoxにFLTKをインストールしたので、この下のbinディレクトにfltk-configが存在しています。 $HOME/MikanBoxにFLTKをインストールしたので、この下のbinディレクトにfltk-configが存在しています。
行 77: 行 77:
  
 このツールは、指定されたオプションにしたがって、コンパイラ・リンカに渡すフラグをテキストとして出力します。 このツールは、指定されたオプションにしたがって、コンパイラ・リンカに渡すフラグをテキストとして出力します。
-[[fltk-config-help|指定可能なオプションの一覧はこちら]]。+指定可能なオプションの一覧は[[fltk-config-help|こちら]]。
  
-C++コンパイラに指定するコンパイルフラグを出力するには次ようにします。+C++コンパイラに指定するコンパイルフラグを出力するためオプションは「%%--%%cxxflags」です。
  
 <cli> <cli>
行 116: 行 116:
 ===== リンク ===== ===== リンク =====
 リンカオプションも同様にfltk-configの助けを借ります。 リンカオプションも同様にfltk-configの助けを借ります。
-リンカオプションを出力するfltk-configのオプションは「--ldflags」です。+リンカオプションを出力するfltk-configのオプションは「%%--%%ldflags」です。
  
 <cli> <cli>
文書の先頭へ